現在、様々な環境活動が実践されています。中でも容器のリサイクルは、日常生活において身近に行える行動の一つです。しかし、 このようなリサイクル活動を行うためには、一人ひとりが環境へ貢献する意識を持ち、「自分にできること―」を知ることが大切です。また、リサイクルを拡めるためには啓蒙活動が大変重要です。
当社はその点を環境教育の重点項目としてとらえ、2000年7月に「子どもたちのための環境教育」をテーマに、アメニティセンター(県の環境教育学習団体に指定)を設立しました。そして、環境教育推進法を基に、環境学習を推進しております。 その施設では、使用済み容器がどのようなプロセスを経てリサイクルされているのか、また、いかに有効な資源であるかを、実際に見て学ぶことができます。見学を通じて子どもたちは環境を思いやる気持ち、リサイクル活動を実践する行動力を身に付け、リサイクルの大切さを理解することができます。
リサイクルを身近な問題としてとらえ、一人ひとりが環境に対するメッセンジャーとなることで、リサイクルの輪はさらに拡がるでしょう。
アメニティセンターへの見学者は年々増加しており、現在では年間3,500人以上の方が来場しております。
そのうち、約5割が子どもたちにあたります。子どもたちは自分の家から持参した食品トレーが目の前でリサイクルされる光景を見て、日々の生活とリサイクルが非常に密着していることを感じるでしょう。さらに、2008年5月から新庄地区の小学校にリサイクルBOXを設置して、学校回収がスタートしました。
このようにして、自分の身近にあることを感じることで、家庭での実践へとつながっていくことを願っております。
元環境省事務次官
「障がい者が明るく生き生きと 働いており、循環社会に向 けた推奨すべき事業。全国 に拡がってほしい。」とのお 声をいただきました。 |
社会福祉法人
愛護会の皆さん 「食品トレーリサイクルへ参 加したい」と、福祉施設の方 も、たくさん見学に来てくだ さっています。 |
東北公益文化大学
学生の皆さん 次代の社会を担う大学生が 見学に来てくれることは、 大変心強く感じます。 |